教育現場の1番の問題点は、先生たちの労働時間の長さになります。授業だけしていればいいわけではなく、中学や高校では部活動の顧問がありますし、他にも生徒指導や保護者対応など多岐にわたっているのが現状です。個人情報が掲載されているものは自宅に持ち帰って仕事ができないので、必然的に残業時間が多くなります。先生たちの負担を少しでも減らそうとして、テストの答案を自動採点できるシステムを導入する学校が増えています。
全て手作業で採点した場合は年間で少なくとも10時間ほどかかっていたので、それが無くなるだけでも大きな効果が得られるはずです。長時間労働を改善するために、できることから始めることが大事です。自動採点の導入からスタートして、徐々に様々なところを改善してみてください。自動採点のシステムは答案をスキャンするだけなので、余計な手間はかかりません。
自動採点に加えて、結果の分析もしてくれます。分析をしないと今後の授業をどうするべきか決めることができないため、分析機能があることは助かります。導入することは良いのですが、先生たちのニーズに合ったものを選ぶことが重要です。費用の安さだけで決めるのではなく、実際に使用する先生たちが求めている機能や使いやすさを重視して決めることが求められます。
採点機能だけでいいのか、分析機能など機能が充実しているものを求めているかで選び方が変わってきます。様々なものがあるので、よく比較するべきです。